認知症予防や記憶力アップに! 脳の健康を高める10の「脳活」を専門家が解説|ハーパーズ バザー(Harper's Bazaar)公式

認知症予防や記憶力アップに! 脳の健康を高める10の「脳活」を専門家が解説|ハーパーズ バザー(Harper's Bazaar)公式

身体の健康を改善するのと同じように、脳を活性化させる方法も数多くある。

「脳は長年研究されてきましたが、常に変化し、発達していることがわかったのはここ20年ほどのことです」と話すのは、登録栄養士のジョー・シャープ氏

「私たちの環境とライフスタイルは、脳の健康を形成し、トラウマと栄養の両方が非常に重要な役割を果たします」。

彼女は、脳は非常に複雑で、800億以上のニューロン(神経細胞)があり、それらの一つ一つに何千ものシナプス結合があると説明する。

「そのため、脳が成長するために必要なものを、受胎時から確保する必要があるのです」。

以下、シャープ氏をはじめとする専門家に聞いた、あなたの脳を最大限に活用するためのヒントをUK版『Harper's BAZAAR』よりご紹介。

1.新しいスキルを身につける

知識やスキルは使わないと忘れてしまうものだが、脳への刺激は「認知予備能」を高めるのに役立つというのが専門家らの見解。

「身体と同じように、脳もまた、認知的・精神的な健康を保つために定期的に運動する必要があります」と話すのは、脳の健康にアプローチするプロダクト「Noon」の共同創設者兼最高科学責任者であり、神経科学者のクリスティン・ウォン氏。

「新しいことを学ぶと神経の新生が刺激され、脳内に新しいつながりが生まれます。既存のスキルを練習すると、そのつながりが強化されます」。

TV出演などで知られるイギリスの医師、ランガン・チャタジー氏のポッドキャスト「Feel Better Live More」では、ワシントン大学の神経科学教授であるトミー・ウッド氏が、晩年の認知機能低下は避けられないものではないと述べている。ウッド氏によると、幼児期の学びには神経的に大きな労力を要するが、年齢が上がるにつれて新たなインプットが少なくなると、脳の複雑性は薄れていくのだとか。「早く引退した人は、早く死ぬ傾向がある」とのことで、「脳を働かせることは、脳の健康にとって信じられないほど強力だ」と述べている。

もしやる気があれば、語学、スポーツ、ダンス、歌、編み物、コーディングなど、新しいスキルを身につけるのがウッド氏のおすすめ。

2.”ブレインフード”を多く食べる

「食事は健康な脳の発達の基礎となるものです」とシャープ氏。「さらに言えば、食事は脳、認知、思考に直接影響を与えます。脳は私たちの身体のCEOであるといえます。例えば、私たちが摂取する食べ物によって、どのホルモンがどこに放出されるべきかが決まります。ミネラル、ビタミン、抗酸化物質が豊富な食品は脳に栄養を与えますが、精製された糖分を多く含む食品は、炎症を起こしたり、インスリン抵抗性を低下させることもあります」。さらに、脳は食物の多様性によって良い影響を受け、45種類もの異なる栄養素を必要とすることが研究で示されているそう。なかでも、脳の発達に重要な役割を果たすことが知られている、必須脂肪酸、抗酸化物質、植物栄養素、アミノ酸などの特定の栄養素群はよく知られたところ。

例えば、脂がのった魚、濃い葉野菜、ベリー類、エクストラバージンオリーブオイル、アボカド、亜麻仁、ヘンプ、チアシードなどの”良い脂肪”、そして豆、レンズ豆、ひよこ豆などの豆類は繊維の素晴らしい供給源となる。

「腸と脳は、腸脳軸という中枢神経系と腸管神経系の双方向のコミュニケーションによってつながっています。食物繊維は腸内細菌の餌となり、脳のはたらきをサポートします」とシャープ氏。

James H. Sterling
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James H. Sterling

James Sterling reports on renewable energy developments, climate policy, ecological conservation, and green tech innovations around the globe.